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エレンタール

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知る人ぞ知るED(成分栄養剤)。
腸管に負担をかけることなく栄養摂取できる味の素が開発した国内初の成分栄養剤。
これでも処方箋が無いと手に入れれない医薬品。
パウチタイプでもボトルタイプでも薬価は同じ。
一袋80g入りで、300ml分に調製する。
ちなみに、1ml/1Kcalが標準と言われている。
ゼリーミックスやムースベースで調製した場合の量は300ml分よりも少なくなる。

フレーバー

一般的にエレンタールはフレーバーを使って風味付けして服用すると言う。
服用法も鼻からチューブ(通称:鼻ちゅー)とか経腸とかあるが、当方は経口で気が向いたら服用。
へたれなので「ゼリーの素」を使って各種フレーバーを試し中。
フレーバー1箱に14回分入っており、現在9種類ある。
フレーバーのほかに「ゼリーの素」とか「ムース」とかあり。

フレーバーの風味の評価

現在の各フレーバーの評価は下記の通り

フレーバー別栄養成分表示 1袋(6g)当たり

風味ヨーグルトコーヒーオレンジパイナップル青リンゴグレープフルーツマンゴーさっぱり梅フルーツトマト
エネルギー22.2Kcal20.0Kcal21.9Kcal21.7Kcal22.9Kcal22.5Kcal23.8Kcal22.1Kcal未入手
たんぱく質0g0.4g0g0g0g0g0g0g未入手
脂質0.04g0g0g0g0g0g0.09g0.04g未入手
炭水化物5.96g5.3g6g6g6g6g5.7g5.96g未入手
ナトリウム0mg0.6mg0mg0mg0mg0mg0.345mg0mg未入手

できあがり

各フレーバー毎のできあがりの図。

ヨーグルト

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なかなか良い。風味的にはヨーグレット。

グラニュー糖
クエン酸
香料
甘味料(ステビア)

コーヒー

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匂いがイマイチ。これはダメ。

グラニュー糖
コーヒーエキスパウダー
香料
甘味料(ステビア)

オレンジ

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悪くはない。

グラニュー糖
クエン酸
香料
甘味料(ステビア)
着色料(アナトー)

パイナップル

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匂いはパイン飴。

グラニュー糖
マルトデキストリン
クエン酸
香料
甘味料(ステビア)

青リンゴ

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悪くはない。

グラニュー糖
マルトデキストリン
クエン酸
香料
甘味料(ステビア)

グレープフルーツ

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ビミョーな酸味。

グラニュー糖
マルトデキストリン
クエン酸
香料
甘味料(ステビア)

マンゴー

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ヨーグルト風味に似ている。

グラニュー糖
マンゴーパウダー
マルトデキストリン
クエン酸
香料
甘味料(ステビア)

さっぱり梅

匂いはロッテの梅ガム。

グラニュー糖
クエン酸
香料
マルトデキストリン
甘味料(ステビア)

ゼリーの素

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液体ではなくゼリー(寒天)で固めて服用する方法。
全量は200cc分になる。

ムースの素

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液体ではなく、ムース(でん粉)にして服用する方法。
全量は150cc分になる。
1箱で7袋しか入っていない点に注意。

調製方法

人それぞれのやり方があるかとは思うが、当方の調整方法を紹介。
と言っても大したことではないが..

共通

エレンタール(の成分)は熱に弱いので、直接混ぜるのは不可。
基本は、ゼリーミックスかムースベースを別容器で溶かしてからエレンタール+フレーバーの順。

ゼリー編

  1. 材料を用意
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  2. ゼリーミックスを溶かす
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  3. フレーバーを溶かす
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  4. 溶液をボトルに入れる
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  5. 振って混ぜる
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  6. 完成
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ムース編

  1. ボールを用意
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  2. フレーバーを溶かす
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  3. ムースベースを溶かす
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  4. エレンタールを入れる
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  5. 泡立てる
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  6. 完成
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その他

ダマ対応

エレンタールの粉の中に水(ぬるま湯)を入れるとダマが出来て、見た目上あまりよろしくない。

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ケーキを作る際にダマにならないようにふるいに掛けるが、エレンタールでも試してみた。

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当然ながら適切な網目を選ばないと意味がない。エレンタールの粉はかなり細かいので粉をふるいにかけるよりも、出来た液体物を漉した方が楽。

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しかし、これも面倒(洗い物が増える)なので、

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の様な泡立て器を使った方が楽かと思う。

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容器

一度プラスチック容器でフレーバーを入れて調製すると分かるが、使用後に容器を洗っても若干匂いが残る。精神衛生上よろしくないので、ワタクシはガラス容器(実験用ビーカー)を使っている。

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大事なことなので何度も言いますが、エレンタールはお薬です。